健康保険証が新しくなります。
既に報道などでご存知の方も多いと思いますが、
昨年10月に健康保険の制度が一部変更になりました。
従来、中小企業等、独自で健康保険組合を持っていない企業の従業員が加入していた「政府管掌健康保険(政管健保)」が、新しく設立された「全国健康保険協会(協会けんぽ)」へと生まれ変わったのです。

そういわれても、いままでと何が違うの?という印象を受けられるでしょう。
というわけで何が違うか、協会ホームページで見てみました。

1. 組織や役員が変わります。
2. サービスが変わります。
3. 地域により密着した運営に変わります。
4. 仕事の仕方が変わります。
「全国健康保険協会ホームページ」より

どうやら民間のやり方を取り入れて、よりよいサービスを提供できる体制になった、ということのようです。結構なことですね。
まだ設立されて日が浅いので、これからの動きに期待しましょう。お役所時代の慣習を変えるのは時間がかかりそうですが、頑張って欲しいものです。
あ、ちなみに従来の健康保険の給付内容(高額療養費や出産手当金など)は変わらないのでご安心ください。

まあ、そんな先のことはともかく、制度として大きく変わったのは次の点です。

1. 都道府県毎の保険料率への移行
2. 申請窓口の変更

1はご存知でしたか?私は知りませんでした。
平成21年9月(10月納付分)から健康保険の保険料率が都道府県単位で変わるそうです(ちなみに今は全国一律8.2%)。
例を挙げると、広島県、山口県8.22%、福岡県8.24%などなど。
上がる例ばかりになりましたが、東海以東は料率が下がる県が多いみたいです。西側は病院にかかる人が多いのでしょうか?
10月の給与明細をよく見ると、前月と比べて社会保険料が変わっているかもしれませんよ。

2は窓口変更と書いていますが、いままでの窓口(社会保険事務所等)が使えなくなるわけではありません。書類の提出などは変わらずできます(今後どうなるか分かりませんが)。
ただ、いままでは社会保険事務所などで処理できていたものが一旦、全国健康保険協会の支部に送られてからの処理になります。つまり、いままでより時間がかかる可能性があるということです。
実際、ある申請をしに社会保険事務所へ行った知人が窓口係の人に「これまではここ(社会保険事務所)ですぐ処理できたんですけど、いまは一旦協会に送らないといけないので一週間くらいかかります」といわれたそうです。
民間のノウハウを取り入れて効率化を進めるのでは?
まあ少しまえのことなので、いまは改善されているかもしれません。とゆうか、していて欲しいです。

あとはインターネットで医療情報の照会ができる仕組みなどがあるそうですが、すいません、詳しくは「全国健康保険協会」で検索してください。

と、今回は健康保険制度の変更についてのお話でした。

え?タイトルに触れてない?
・・・あ、そうでした。
「保険者(健康保険を運営する機関)」が変わったので健康保険証が新しくなります。カード下の部分の「○○社会保険事務所」の箇所が「全国健康保険協会 ○○支部」に変わり、カードの色も従来のオレンジ色から水色になります。
昨年10月以降に何らかの理由で健康保険証を作られた方は既に水色カードになっていると思われますが、それ以外の方は6月から順次切り替えが行われます。
大阪以西は8月〜9月が切り替え時期ですので、その頃、新しい保険証が会社から配布されると思います。
ちなみに高額療養費の事前申請をすると、新しいカードになります。どうしても一斉切替前に欲しいかたは申請すれば手に入りますよ。それ目当てで申請する人はいないと思いますが。

以上、今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
健康保険証を提示する機会が来ないよう、健康にはお気をつけください。


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