かづな先生のFPコラム

第3回 投資は怖くない!お金を増やすために、投資を始めよう
(2018年09月28日配信)

コラム第03回

投資という言葉だけで「損するのでは…」とか「怖い」という感情が生まれる方が多いです。また、投資について、日本人は「ギャンブル」というイメージを抱きがちです。ギャンブルというのは、宝くじや馬券を買ったり、パチンコをすることです。

しかし、「投資=ギャンブル」は間違った認識です。

確かに預金と異なり、運用結果によっては、元本を下回る可能性はあります。また、投資を継続していく場合、手数料も必要です。

元本が減ってしまうリスクがあり、かつ、手数料もかかりますが、私はこれからの時代、お金に働いてもらう「投資」は全員が取り組むべきだと思っています。

なぜ投資を始める必要があるのか、以下の2つの理由を解説していきます。

1.「預金」でお金を増やせる時代は終わったから

下記は日銀発表の定期預金の推移です。1990年には6.08%にも上りましたが、2019年2月で0.01%にまで低下しています。

定期預金金利の推移

経済成長に伴い、給与も右肩上がりのため、昇進をすれば給料が増えたのです。そのお給料をムダ使いせず、銀行に預けるだけで6%という利回りでお金が増えていきました。つまり、投資の勉強をする必要がありませんでした。

私は1970年代生まれですので、両親や祖父母から「真面目に働いて、コツコツ貯金しなさい」と言われて育ちました。そのため「お金を稼ぐこと=地道に働くこと」と思い、働かなくてもお金を稼ぐことができるということは子どものうちは教えてもらえませんでした。

確かに、投資は預金と異なり、運用結果によっては元本割れする可能性はあります。しかし、0.01%という低金利の預金で将来の目標額を準備しようとしたら生きているうちに達成することは難しいです。

金利6%と0.01%とでは、およそ600倍の差があります。高金利の時代と同じ対策をしていては、お金は増えないことを理解しましょう。

そこで大切になるのが投資です。手数料を払ってでも、預金より高い運用利回りを目指す意義は十分にあるのです。

2.お金の価値を目減りさせないため

お金の価値は時代と共に変わります。例えば、明治時代は千円で家が購入できましたが、今の日本では千円で家は購入できません。これはモノの値段が上がったということであり、お金の価値が下がったということです。これがインフレです。

2012年12月に第2次安倍内閣発足が発足してから、日本の経済政策としてインフレ率2%を掲げています。2%までは達成できていませんが、1%前後は実行しています。

本来、経済が成長しながらインフレが発生する場合には、経済の成長に合わせてお給料も上がっていくので、物価が上昇してもそんなに影響はありません。しかし、成長率が低い状態で、インフレだけが進んでしまうと、お金の価値が目減りしてしまうのです。

以下は100万円を銀行に預けた場合、インフレと消費税増税でお金の価値がどれくらい目減りしたかの推移です。

投資は人や企業の手助け

つまり、100万円が7年で90万円になってしまうということなのです。預金額は100万円ということは、10年たっても変わりません。10万円が盗まれたわけではありませんが、10万円分目減りすることを意味します。

預金は低金利なため、お金の増え方が小さく、インフレ率を上回る速度でお金を増やすには不十分なのです。一方、投資はどのくらい増えるかわかりませんが、運用結果によっては、インフレ以上のペースでお金を増やせる可能性があるのです。

3.投資はギャンブルではなく、これから成長する人や企業の手助けという行動

日本では投資とギャンブルが同じものと考えたり、マネー雑誌の「FXやデイトレードで●億円!」といった情報に踊らされて短期の投資をする人が後を絶ちません。

投資をするうえで大切なことの1つは、「短期」と「長期」の違いをしっかりと理解することです。ここを理解しないと、情報の取捨選択ができずに、結果的にお金を増やすことができないということになりがちです。

投資でお金を増やすには「安い時に買って、高い時に売る」というシンプルな行動をすることです。しかし、現実的にはずっと勝ち続けることは難しいです。

そのため、投資はギャンブルではなく、これから成長する人や企業の手助けということで、長いスパンで取り組む行動ということを理解することが大切です。

投資は人や企業の手助け

何に投資するかは、その人の状況によってかわるため、どれがよいということを私が判断することは難しいです。仮に、具体的な金融商品を提案したとしても、そのアドバイスが適切であるかはわかりません。

いつ、何に投資するかは自分自身で決めるのが、投資の鉄則です。その判断軸を作るためにも投資についての知識を身に付けることが大切です。

投資は正しい知識を身につければ、危ないものではありません。
投資はギャンブルではなく、企業を応援すること。
このような考えで投資に向き合うことで、お金を減らさないために投資を始めることができるのです。

まとめ

投資とは、お金を増やすためにお金を増やしてくれそうなものを買うことです。

1990年前後は、定期預金の金利が6.08%だったということもあり、預金がお金を増やしてくれていました。しかし、2019年時点はその金利は約600分の1となり、お金を増やすには程遠い金融商品となってしまいました。

多くの人はお金を増やすというより、減らしたくないという想いから、元本保証のある預金を重視する傾向があります。

しかし、低金利の日本において、インフレと増税で7年でお金の価値は10%減っています。お金が減っていることに気づいてから投資を始めるのではなく、インフレ率と同等もしくはそれを上回るために、投資を始めることが大切なのです。

お金を減らさないためにも投資が必要です。預金だけではお金の価値は目減りしていく一方ですので、投資を早く始めていきましょう。

HRB-C20180918-417

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