かづな先生のFPコラム

第9回 家計管理をラクに続けるために(2019年1月28日配信)

コラム第09回

「今年こそは」と張り切って始めたものの長続きしないものといえば、日記と家計簿が代表格ではないでしょうか?どちらも毎日コツコツ続けることが大切ですが、「1日の計は元旦にあり!」ということわざもありますので、今年こそは継続したいものですね。

お金に振り回されずに、上手に向き合うための第一歩は、家計管理です。そこで、今回はムリなく続く家計管理について解説していきます。

1.あなたらしい家計管理をスタートする

自分のライフスタイルや性格に合っていないムリな家計管理や家計ノート付けは、最初だけで終わってしまいがちです。

全てを完璧にしようとしたり、とにかく細かく記録しようとするのではなく、何を把握したいのか、何のためにお金を貯めたいのかを考えて、自分に合った方法で見つけることが大切です。

家計簿に関しては、近年スマホを使って簡単に入力できる家計簿アプリが多数で回っています。IT技術を使うことで、継続することがより可能になります。それ以外にも下記の表を参考にして、これなら続けられるというやり方を見つけてみてください。

長続きする秘訣!ラクする家計簿選び
家計簿アプリ 入出金をアプリで一括管理してみましょう。無料アプリで人気が高いのが、「マネーフォワード」。銀行、クレジットカード、電子マネー、ポイントに対応していて、各情報を入力し連携すれば、最近の収支を見える化することができます。また、入出金やカードの引き落とし額を教えてくれたり、レシートをカメラで撮影すれば入力作業も省略できたり、とても便利です。
スケジュール手帳を活用 日常使っているスケジュール手帳にその日の支出を書き込む欄を確保すれば、別に家計簿を準備する手間が省けます。「必要な支出」と「ぜいたく支出」など、簡単な分類で文字を色分けすれば、後で月ごとの支出状況を確認するのに便利です。
レシートをボックスで管理 「食費」「日用品」「交際費」などに分類したボックスに、支出のたびに受け取るレシートを入れておき、後でまとめて集計します。上述の家計簿アプリを併用してもOK。
キャッシュレス家計簿 海外に比べて遅れているとされる日本でも徐々に広がりつつあるキャッシュレス決済。現金を使わず、クレジットカードなどですべての決済を行うようにすれば、カードの明細が家計簿代わりになるので、家計簿をつける手間から解放されます。

家計簿を活用する最大のメリットは、使っているお金の流れを把握できることです。金融機関の会計管理ではありませんので、1円単位など厳密になる必要はありません。レシートをもらい忘れたりしても、「確か350円くらいだったな」とゆるい気持ちでスタートしましょう。

そうはいっても、始めるからにはキッチリ管理したいという方は、電子マネーやクレジットカードなど履歴が残るものを意識的に利用することで、細かい管理をラクに継続することができます。

2.支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

家計管理をすることで、毎月の家計が黒字か赤字かが明確になります。「収入が少ないから、お金を増やすことができない」という方も多くいらっしゃいますが、収入が増えたからといって、必ずしも手元に多くお金を残すことができるとは限りません。

イギリスの有名な歴史学者が発見した「パーキンソンの法則」という法則があります。その第2の法則によると、「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」とされています。

パナソニック創業者である松下幸之助氏も、著書の中で「年収10億円あっても、生活費に困るくらい手元にお金が残らないことがある」と述べています。

収入が増えると、それに比例して支出も増えます。なぜなら、収入が上がると、もっといい家に住んだり、もっといい車に乗ったり、付き合いも増えることで支出が多くなるからです。

つまり、収入が増えた分、消費が増えてしまうため、お金の不安は解消されないのです。

日々の生活の中のお金を管理できてこそ、将来のお金の管理もすることができます。人生100年時代で資金がショートしないためにも、今から家計管理をし始めなくてはいけません。

3.収入の範囲内で生活すること

収入より支出が少なければ、勝手にお金は増えます。別に難しいことではありません。

家計管理をすることで、口座の残高を把握できるのはもちろんのこと、支出額を先月と今月と比較することで、支出の傾向をつかむことができます。

支出をどう抑えるかで、お金の増えるスピードが大きく変わっていくのがわかるでしょう。

すぐ実行できる支出の見直しの代表例は、毎日のちょっとしたお金の使い方です。

例えば、コンビニや自販機で購入しているお茶や水などをドラックストアやディスカウントストアで購入したり、自宅で作ったお茶を水筒に入れたものを持参する。

外食が多い人は、地元のスーパーに行き、食材を1週間まとめ買いして、一週間家で食べてみる。

これらを実行するだけで、節約となり、上手にお金を残すことができるのです。

まとめ

算数が苦手だとか、数字が弱いとか、時間がないとか、ということで逃げてしまいがちな家計管理ですが、お金を増やすのに土台となる大切なことです。

家計簿を活用することで、家計の収入と支出のバランスがどのようになっているかを見ることができます。また、何にどのくらい使っているかを把握することで、将来の生活費もイメージしやすくなります。

年を重ねても楽しんでいる自分の姿を思い描いて家計管理をすることを継続のモチベーションとしていきましょう。

HRB-C20190123-468

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